「デス・レース」を観た感想 ヒャッハー!なマリ○カート

カーアクション映画「デス・レース(2008年版)」を観た感想です。

本ブログでは、作品のネタバレを含みますので未視聴の方はご注意ください!

  • 全体感 75点/100点
  • シナリオ 60点
  • 世界観 90点
  • アクション 80点

本作品はアメリカで2008年8月22日、日本で2008年11月29日に公開された映画で、2000年に公開された「デス・レース2000年」のリメイクです。
ちなみに2000年版は未視聴でして、前作と比較したレビューはまだできません。本作は個人的にめちゃくちゃおもしろかったので、2000年版も是非観たいなぁと思っているところです。

ワイルド・スピードシリーズとは全く違った趣旨のカーアクション映画で、残虐にした実写版マリオカートという感じですね。
ちょっとストーリーが酷かったり、少しグロ表現も出てくるので万人にはオススメできませんが、脳みそを休めて観る分にはおもしろい作品です!

良かったところ

  • キャラ立ち 主にファンであるジェイソン・ステイサムさんが出ているというところです(2008年なのでけっこう若く見えますね)。彼はやっぱりこういうワル系の主人公がよく似合うなと思います。今回もジェイソン・ステイサムさんがジェイソン・ステイサムを演じています(褒め言葉)。他には、ワイルド・スピードシリーズで活躍されているタイリース・ギブソンさん、ボーンシリーズで出てくるジョアン・アレンさんが出てきますが、それぞれ俳優さんの個性を活かした配役になっているので、観ていてすんなり入ってきますね。
  • 無茶苦茶なレースシーン 本作の主題であるレースシーンは見ものです。マリ○カートのように攻撃用のアイテムとしてガトリングガンやらミサイルやらなんで、撃ったり爆発したり車も飛んだり跳ねたり何でもありです。それだけでなく、007シリーズのボンドカーで出てくるような仕掛けは序の口で、床にあるパネルを踏むことで武器が使えるようになるなどの仕掛けもあってさらにマリ○カートっぽさが増します。レースシーンはカーアクションの醍醐味ですが、普通のカーアクションとは違った感じの迫力満点な作品に仕上がっているので見ごたえは十分です。ただ、デス・レースの名に恥じないくらいめっちゃ人が死にます。。。そういうのが苦手な方は控えていただいた方がよろしいかと思います。

好きじゃなかったところ

  • シナリオ 流石にこんなハチャメチャなレースの舞台としては、例え映画とはいえ刑務所くらいということからか、ジェンセンが罪を着せられて刑務所に入る流れで奥さんが殺されるのですが、あまりにも無碍に殺されてしまう印象ですね。。。復讐に燃えるというシンプルなシナリオにするためにある程度はしょうがないとは思いますが、もう少しひねってもよかった印象です。

意外と好きじゃない部分はほとんど無いですね。
シンプルかつ爽快にハチャメチャなカーアクションを魅せてくれる良い作品じゃないかと思います。

この記事を書きながら気づきましたが、デス・レースシリーズは「デス・レース2000年」以外にも、「デス・レース2」、「デス・レース3 インフェルノ」と3部作になっているので、また楽しみに観てみたいと思います。

シェアする