「バッド・バディ!私とカレの暗殺デート」を観た感想 脳を休めてスッキリできる!

 映画の上映前に流れるCMか何かでちょろっと観た時に、あー普通に面白そうだなーその内観ようと思っていたところAmazonプライムで公開されていたのでサクッと観ました。

 本ブログでは、作品のネタバレを含みますので未視聴の方はご注意ください!


 まずはじめに、本作の全体的な感想は以下のとおりです。

  • 全体感 75点/100点
  • 配役 80点
  • コメディさ 80点
  • シナリオ 50点

 本作は出ている俳優さんが好きだから観た!という感覚が一番強かったりします。

 主演フランシス役サム・ロックウェルさんはもはや説明不要かと思いますが、個人的にはニコラス・ケイジさんと共演していたマッチスティック・メンが大好きでした。もう一人の主演のマーサ役アナ・ケンドリックさんは50/50ザ・コンサルタントなどで、すごく良い味を出されていてけっこう注目していた女優さんで、この二人が出てるので非常に楽しみにしていました。

 本作は2016年4月にアメリカで公開、日本は1年送れて2017年5月の公開だそうですが、プライム化されるのがけっこう早くて嬉しい限りですね。
 一応ジャンルとしては、「アクション」「ロマンス」となっていますが、個人的にはどう考えてもコメディですw
 なので、感想としてはコメディ映画の感想として進めてまいります。


良かったところ

  • シンプルにコメディ映画 コメディ映画なので、細かいところをツッコミだしたらキリがありません。あまり難しいことは考えず楽しむのをオススメします。フランシスやマーサ自身が良い意味でとってもイカし(レ)てるので、友人たちとの会話でも笑える要素がたくさんありました。
  • 配役がピッタリ マーサ役アナ・ケンドリックさんの他の作品をたくさん観ているわけではないのですが、大人しめのキャラクターが多かった印象だったので、「こんなにも喋るのが上手な人なのか」と素直にビックリしましたし、よく喋っている感じもマーサにピッタリだったんじゃないでしょうか。また、サム・ロックウェルさんは、二枚目と三枚目の間くらいのフランシス役にピッタリハマっていた印象です!
  • 敵に人間味が溢れている 途中フランシスが「安い給料のために命を落とすのか!?家族も居るだろうに」といったニュアンスの煽りを敵に向かってするのですが、その時に敵が逃げ出すなど「普通に考えるとまぁ逃げるよなぁ」という流れが面白かったです。また敵の中には自分を雇っている人が人を道具のように扱うので普通に裏切ってフランシス側についていたりして、アクション映画ではなかなか少ない人間味溢れる演出が良かったです。

好きじゃなかったところ

  • 原題のセンスを完全に殺したセンスのない邦題 ちなみに原題は「Mr.Right」で、フランシスのコードネームだったり、主役それぞれの「理想の人」が見つかった!というニュアンスが含まれていて、とても本作のコンセプトに沿ったタイトルが付けられています。それに反して邦題は、、、そもそも暗殺デートって何?作中で暗殺デートはしませんし。。。命を狙われたり拉致られたヒロインを助けに行くのであって、デートではないでしょう。と文句を言いたくなるセンスのかけらも感じない邦題ですね。本作も残念な邦題ありがとうございました。

 好きじゃなかったところはタイトルくらいで、内容にあまり好きじゃなかったところはありません!


 こういう脳を休ませながらスカッとできる作品も楽しいのでちょくちょく観ていきたいですね。
 殺し屋の素質に目覚めたマーサも一緒に殺しをやっているような次回作がぜひ観たいです。

 スッキリしたい気分の方にオススメです!視聴はぜひこちらから

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