「パシフィック・リム アップライジング」を観た感想 日本へのリスペクトを感じた

パシフィック・リム アップライジングを観てきました。

本ブログでは、作品のネタバレを含みますので未視聴の方はご注意ください。 個人的な印象は次の通りです。

  • 全体感 75点/100点
  • 映像のキレイさ 90点
  • 怪獣感 60点
  • シナリオ 65点

劇場は大阪ステーションシティシネマ シアター8 E列です。

本作は2018年4月13日日本公開のSF怪獣映画で、前作「パシフィック・リム」は2013年公開ですね。ちょうど5/11(金)の金曜ロードショーで前作が放送されていたようで、上映期間の後半にも関わらず座席がほぼ埋まっていましたw 全体的な映画の感想としては、前作同様ロボットSFものとして随所に特撮作品やロボットアニメなどで表現されるようなアクションシーンが最新のCG技術を使って作成されており、爽快感や迫力があってかなり見ごたえのある作品となってます。普段あまりロボット作品は観ないのですが、純粋に楽しめました。

良かったところ

  • 爽快なロボットアクション パシフィック・リムといえば、イェーガーのアクション!これに尽きるでしょう。でっかいロボットが超でっかい怪獣をどかーん!ガツーン!と倒す、とてもシンプルで良いと思います。パシフィック・リムはイェーガーそれぞれが持ち武器を持っているので、機体によって闘い方も違うなどデザイン以外にも個性があって、ロボット好きの方はそういうところも楽しめると思います。
  • 丁寧なCG 前作に引き続き丁寧なCGで、イェーガーのデザインもさることながらコントロールセンター的なところの怪獣の解析を行うシステムやイェーガー内のディスプレイ?なども未来感満載な演出が素晴らしいと思います。 今回は物語の展開上ロボットvsロボットというシーンもあり、「あー氷の上でそんなことしたら大変なことなるってー!」という絶妙なアクションシーンもきれいに映像化されていました。
  • 日本へのリスペクト 前作を観られている方はご存知だと思いますが、パシフィック・リムでは怪獣を英語でも「Kaiju」と発音されていて、今作の怪獣名も「ライジン」など日本名が入っていたりします。また、最終決戦の場所が富士山に設定されていて「おー今作はだいぶ日本推しで日本人としては嬉しいなー」と思いながら観てました。富士山に設定されている理由が環太平洋造山帯をまとめて活性化させて地球を滅ぼすという、そこまでこじつけじゃない感がして非常によかったですw

好きじゃなかったところ

  • 怪獣戦のボリュームが少し減った 物語の構成上最初から怪獣を使えないこともあったためか、前作に比べると怪獣戦のボリュームが減った感はありました。(前作はひたすら戦っていた印象だったのでw) ただ怪獣戦のボリュームは減りましたが、そこまで無理なく前作からのストーリーを引き継ぎ、おそらく次回作へもきちんとシナリオを繋いでる印象ですね。
  • ラスボスが意外とあっさり ラスボスの倒し方が今回は「え、以上・・・?」と拍子抜けするぐらいあっさりしてました。上記のシナリオ部分だったり、イェーガーにドライブするときにお互いの過去が見えることから発生する人間ドラマ的な部分があったり、怪獣登場までいろいろ起こっているせいか、111分という尺に無理矢理収めた感がありました。前作が132分だったようで、もう少し尺とってラスボスの倒し方とかを工夫してもよかったんじゃないかなぁという印象でした。

前作を一回しか(かつ観たのが5年くらい前)観ていなかったので、少しうろ覚えな部分もありましたが、全体的にスカッと楽しめるSF怪獣映画でした。おそらく次回作も劇場に足を運んで観に行こうと思います!

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