「ラスト・ウィッチ・ハンター」を観た感想 ちょっとダークファンタジー

ラスト・ウィッチ・ハンターをAmazonプライムで観ました。

本ブログでは、作品のネタバレを含みますので未視聴の方はご注意ください。 個人的な印象は次の通りです。

  • 全体感 60点/100点
  • 映像のキレイさ 80点
  • ファンタジー感 70点
  • シナリオ 50点
  • キャラ立ち 50点

本作品はアメリカで2015年10月23日、日本で2016年9月30日に公開された映画ですね。マイナーな映画ですがヘンゼル&グレーテルのようなダークファンタジー系の作品を観たいなという気持ちで視聴を始めました。 個人的にはワイルド・スピードシリーズで有名なヴィン・ディーゼルさんが出ているので、それも観てみようかと思うきっかけになりました。 全体的な映画としての感想は、なかなか面白かったけどあまり記憶に残らない作品、という印象かもしれません。というのも観たのがお昼過ぎで、今この記事を書いているのが21時半とかなのですが、ここがおもしろかったなーとかがあまり思い出せないからです。。。 あらすじとしては、ヴィン・ディーゼルさんが中世の頃に魔女を倒すのですが、その時にある種の呪い的なもので不老不死になり現代まで生き続けていて悪い魔術を使う連中を退治している。その長生きの中で彼を支える神父の一族が居るのですが、世代交代の折に先代が悪の手にかかりその犯人を探し先代を救出しつつ魔女を退治するというのが大きな話の流れです。ちなみに後継者の神父はイライジャ・ウッドさんなので、よりファンタジー感が増しましたw

良かったところ

  • 魔術などのCGシーンがカッコいい 魔術の描写がけっこうカッコいいです。あるバーのシーンでは、近代に魔女たちの魔法が溶け込んでいて、テーブルスタンドライトが魔法で表現されていたりなど現代に魔法があればこんな感じなんだろうな~というちょっとしたワクワク感を得られます。実はきちんと本作を観る前に部分的に視聴したときにこのシーンを観て期待感が高まりました。
  • キャストが(個人的に)豪華 自分はワイルド・スピードシリーズの大ファンで、先にも書きましたがヴィン・ディーゼルさんが出るならちょっと観てみようという気持ちからスタートしました。キャストを調べてるとロード・オブ・ザ・リングシリーズのイライジャ・ウッドさん、渋いおじさまマイケル・ケインさんも出てるので配役的には見応え十分でした。ただ、あれ?と思うところがあったので後述しています。

好きじゃなかったところ

  • アクションシーンが普通 アクションシーンに魔術を期待していたのですが、想像以上に普通に剣とかで普通に闘います。せっかく不老不死な身体なので、魔女の魔法にとことん抗っていくような描写だともう少しアクションでワクワクできたかもしれません。
  • 虫の描写が多い これは完全に個人的な感想ですが、魔女が虫を使役するのでハエのような虫が大量に出てくる少しグロテスクなシーンが多いです。虫が大量に出てくるシーンが苦手な方はオススメしません。
  • あまりキャラが立っていない? 俳優がキャラを食ってしまうというのは良し悪しだと思うのですが、正直ヴィン・ディーゼルやイライジャ・ウッドさんなどの配役でなくてもこの作品への印象は変わらないと感じました。「あ、そこはこだわるんだ」と思ったのは、ヴィン・ディーゼルさん扮するコールダーの車がアストンマーチンのハイグレードな物だったことくらいでしょうかw

ものすごく続編がありそうな終わり方だったのですが、もし出れば観てみるかなーというくらいの印象です。

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